セントーサ島
Sentosa

シンガポールの南にあるセントーサ島は、アジア最大級のリゾートアイランドとして知られています。島内には、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールやシー・アクアリウムなどの人気テーマパークや水族館がありますが、それだけではありません。ビーチやウォーターパークで海水浴やウォータースポーツを楽しんだり、セグウェイやジップラインなどのアドベンチャー体験をしたりと、さまざまなアクティビティが充実しています。また、シンガポール本島とセントーサ島を結ぶケーブルカーからは、シンガポールの美しい景色を一望できます。

カジノや楽し気な声がどこからともなく聞こえてくるこの島には激しい歴史が隠されています。かつては「背後の死者の島」を意味するブラカンマティ島と呼ばれ、イギリスのシンガポール港防衛のためにシロソ砦が建設されました。しかし、第二次世界大戦で日本軍に占領されました。戦後、シンガポール政府は島の名前を「静けさ」を意味するセントーサに変え、観光開発を進めました。

セントーサ島は、映画やテレビでもよく登場する場所です。2018年には、米朝首脳会談がカペラホテルで行われました。また、2016年には子供向けの職業体験型テーマパーク「キッザニア・シンガポール」が開業しました。セントーサ島は、家族連れからカップルまで、幅広い層に楽しまれる魅力的な島です。